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引き寄せたもの

宙へ投げ出され
地へ打ち付けられた瞬間
圧倒的な痛みが全身を支配した。

「声を出さなきゃ」
ひたすら呻いた
でも、うまく声が出ない
よわっちい音しか出てこない

「動けない。逃げられるかも」
「通行人が声に気づくかも」
「音を発すれば衝撃が和らぐかも」

とにかく表現しようとしていた
自分の存在を。命を。

相手が怪我をしたかどうかなんて
イチミリも頭に浮かばなかった。

とにかく助けてほしかった。
誰かになんとかして欲しかった。

自分に出来るのは、
声を出すこと
呼吸をすること
それだけだった。

あのとき、わたしの生命力は
フル回転していたと思う。

「全力で生きていたい」
「余すところなく活用したい」
「それが必要とされる場が欲しい」

まさしく、わたしが望んでいたように。

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