« こどもに関するアイデンティティ | トップページ | ちきゅぼー。 »

わたしが一番欲しかったもの

それは、こどもではなくて

こどもと過ごす時間でもなくて

コドモみたいに生きてもいいっていう許可だった。


こどもと一緒に居れば、

コドモになっても許されるって

いつから思っていたんだろう?


物心ついたときには

妹に限らず、

年下の子と過ごすのが好きだった。


こどもを授からないことを

なぜ、そうも嘆くのか

自分でもよく分からなかった。


よく分からないけど

とにかく絶望的な気持ちになった。

いつもいつも。


ずっと闇に押し込まれてきた

コドモのように生きたい自分が

また、機会が得られなかったと

まだ、我慢しなきゃならないと

嘆き叫んでいたんだ。


この先いつもいつでも、

コドモのように生きようとは思わない。

選択肢がひとつ増えただけ。


選んじゃダメだと思っているからこそ

どうしても選びたかったもの。

両親やオットや気心の知れた友人の前で

お酒に酔って理性をゆるめたときにだけ

選ぶことのできたもの。


もう、いつでも、選んでいいんだ。


過ぎてみれば簡単なこと。

だけど、わたしにとって、すごく大きなこと。


根雪がとけたような開放感

探していたメガネを頭の上に見つけたような徒労感

長い長い不自由さがあったからこそ

慎重に、大切に、扱うだろう。


いつかの自分からの、ギフトに感謝。

Blue -The gift

« こどもに関するアイデンティティ | トップページ | ちきゅぼー。 »

心と体」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/21960/47005776

この記事へのトラックバック一覧です: わたしが一番欲しかったもの:

« こどもに関するアイデンティティ | トップページ | ちきゅぼー。 »

カテゴリー

無料ブログはココログ

占い by いとうより