« 働くこと/過去のはなし | トップページ | 自立。愛し愛されること。 »

働くこと/いまのはなし

去年の今頃は
努力を捨て
成功をあきらめた
敗北者の気分だった。

スピードスケート用のスーツが
身体を助け、力をより発揮させるように、
わたしは自分自身を理論で固めることで
なんとか効率優先に働いてきた。

おかげで、たくさんのことを成し得たし
結果的に力もつけてきたと思う。

挙句、その力に、逆に振り回されて、
自分を見失っていたわたしが選んだのは
育ててきた力をつかわない類のアルバイト。

しばらくはたのしく働いていた。
けれど、自分の力を発揮していないという
罪悪感に似た気持ちのせいなのか、
いつの間にか、また
同じような仕事をしていて、
また、集中できなくなっていって、
そうこうするうちに、事故に遭った。

求めに応じてなんとなく
慣れた立場:「便利な被雇用者」に
安穏としていたところへ
冷や水をあびたようなもので

それからは腹を括って、
自営の道を探ったり
換金しない働き方をしたり
投資に活路を求めてみたり
ちまちまと試行錯誤を重ねてきて

いま、ふたたび、
サラリーマンをやってみようかなと思っている。


わたしがずっと欲っしていたのは、
わたしを活かせる環境だとか
わたしを活かせる職種ではないと
心底分かったからだ。

いつでもどこでも誰といても
わたしはわたしでいていい。
という、自分への信頼。

それさえあれば
自営も被雇用もその形態も職種も
なににも惑わされずに
自分を生きることができるはずだと
分かったからだ。


自由と責任をまっとうできる自営に
憧れないわけではないし、
やってみたいこともあるけれど、
無理にハードルをあげることもない。

もしわたしにとってそれが最適であれば、
それが求められているものであれば、
おのずとそういう状況になるだろうと思う。

目の前にあるのは、
スキルを活かせる好条件の派遣仕事。
ならば、そこに身を投じてみよう。
そこで、自分を生きよう。

易きに流れているだけのような気が
しないでもないけれど、
流されたその先になにがあるのか、
なにを感じるのか、たのしみでもある。


こんな風に、
回顧できるようになったことを
力まずにいられるようになったことを
ほんとうに、うれしく思う。

がちがちに理論武装していたことで
いったいどれだけ人を傷つけただろう?
ぎちぎちに全身を強張らせることで
いったいどれだけ自分を苦しめただろう?

そのことを思うと、
胸が塞がる。
涙が溢れる。

関わってくれたたくさんの人たちに
がんばり続けてきた自分自身に
心からの謝罪と感謝を。

これからの自分に、エールを。

« 働くこと/過去のはなし | トップページ | 自立。愛し愛されること。 »

心と体」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/21960/47664221

この記事へのトラックバック一覧です: 働くこと/いまのはなし:

« 働くこと/過去のはなし | トップページ | 自立。愛し愛されること。 »

カテゴリー

無料ブログはココログ

占い by いとうより