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ニセモノのやさしさ。恐怖。信頼。

・こんなことをしたら嫌われる
・相手が傷つく
・嫌な思いをさせてしまう
・相手にとって困った状況になってしまう

そんなことを考えて、
自分の中にうまれた気持ちや意思を
ないがしろにすることがよくある。

もしかしたら、これまでの人生における
思考と行動、あらゆる選択は、
この考えがベースになっているかもしれない。
それはもう、愕然とするほど。

この思考回路、一見、やさしいように思える。
だけれど実は、体のいい言い訳なのだ。
自分が嫌な思いをしたくないがための、
やさしさの皮をかぶった、恐怖心。

自分が正直になることで、
周りにどんな影響があるのか?
それによって自分がどんな気持ちになるのか?

未確定の要素を恐れるのは、
ヒトとして当然のことなのだろう。

しかし、自分を無視したり抑圧したりしても
なかったことにはならない。
気持ちよく過ごせない。
あれこれ理屈をつけて、納得したつもりになっても、
そのとき思った事実は消えない。忘れない。
自分の中に残った些細な違和感やしこりは、
インパクトは少ないながらも、まわりまわって、
やっぱり、なにかしらの影響を与えるのだと思う。

いつのまにか相手と疎遠になったり
メールトラブルが起きたり、
思ってもいないところ・形で露呈したり。

短く派手なインパクトを覚悟するか
じわじわと表出していくかの違いであって
どちらが大きいか、痛いか、というのは
また別の話なのだ。

そして。一時的に、ある側面からみると、
マイナスに思える出来事が
時を経て、それぞれの気持ちよさを追求する過程を経て、
おおきなギフトをもたらすことも、よくある話。
なーんだ、今の方が、みんなにとって
ずっと良いじゃないか!なんてことは、よく起こる。

相手に悪いから・・・と遠慮するとき、
実は、相手を信頼できていないのだ。
そのインパクトに耐えられないかも。とか、
乗り越えられないかも。とか、
つまりそういう風に思っているということなのだ。

見方を変えると、相手にも、自分にも、
進化のチャンスを与えていないことになる。
変化を恐れているのだと思う。

ここでいう相手、とは、自分以外のすべて。
人。グループ。組織。場。世界。

世界は意外と包容力があって
えい、と思い切って、差し出してみたら
予想外の、予想以上の、結果がでたりする。
えい、が大きいときほど、
すてきな展開になったりする。

清水の舞台からとび降りたつもりが、
カラオケの舞台程度だったとか
下にマットがあったなんてことも
自分自身、何度か体験してはいる。

でもやっぱり、怖くて、
ニセモノのやさしさに逃げてしまって、
そのことに気づけないでいることが多い。

とはいえ、未知を恐れる気持ちは
決してなくならないし
そのストッパーがあるからこそ
ヒトは成長していけるのだと思うから

そのつど、気づいて、
軌道修正するくらいでいいのかもしれない。

さらに言えば、こういう逡巡だとか、
そのための時間だとかもきっと、
すべては「うまく」作用するのだろう。
無駄なことはないのだ。

だから、これでいいのだ。

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