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腹には力、頭はゆるく。

いつからか分からない
気づいたときには
わたしはガチガチの左脳派だった。

なによりも効率を重視して
予測を立て、最適最短を探す。
「あの時、ああすればよかった…」と
過去を振り返り、検証する。

システムの仕事をする上では
とても役に立った習慣だけれど
日常に持ち込むと、ものすごく窮屈で

心も体も頭も、いつも緊張していた。
閉ざしていた。


ヒーリングやセラピーを受ける中で
元々は右脳派なのでは?と
指摘されたことがある。
物語性を好んだり、連想が得意だったり。

たとえばわたしは
クジラという生き物の姿形や生態より
海を悠々と泳ぐイメージだとか
そこから喚起される広~い海が好きで
「くじら」と名乗っている。
これはとっても、感覚的であるらしい。


いつからか分からない
いつのまにかわたしは
ゆる~っとした頭で、居られるようになった。

効率なんて気にしない。
心地良さや面白さを重視して
その時の展開が好ましくなくても
結果オーライだと信じてる。
裸眼(0.1以下)で過ごすのも好きになった。

そうしたら
遅刻癖はあまり気にならなくなった。
電車や相手が遅れてきたり
遅れても気にされなかったり。
もしくは、遅れてもいいと判断している
そういう類のことだったんだな、と
自分の価値観を見直すことになったり。

目的地までの道順がはっきり分からないときも
頭の中で地図を展開して最短距離をはかるより
なんとなく…で進む方が、かえって早く着いたりする。

ここ1、2年で知り合った
数ヶ月に1度くらい会う直感的な人たちが
「雰囲気かわったね!前は少年みたいだったのに。」
「ほわっとしてて、いい感じ!」などと言ってくれる。


ふむ。なかなか、いいんじゃないの。
そう思っていたのだけれど
どうやら
ゆるゆる~だけで居ると
なんだか張り合いがない。

ということに、最近気づいた。

いくら人生が寄り道OKな
道中をたのしむ遠足であっても
北海道に行きたいのか
沖縄に行きたいのか
それくらいは決めておいた方が

ふと迷ったときに道を選びやすいし
ぐっとハラに力が入って
歩きやすい。

それは今の自分の在り様を
否定することではなく
世界を、流れを、
信頼していないのでもなく

自分という個と
とりまくこの世界を

もしくは

今ココにある現実、肉体という制約と
どこまでも自由なタマシイを

統合する感じ、かもしれない。


なにかを目指して
早く着くことだけを考えて
感覚を閉ざしたままひたすら歩くことに
疲れ果てた、その反動で
ただただ流れまかせに流れてきたけれど

もうそろそろ、
感覚を開いたまま
目的をもって歩くことを
たのしめる気がする。


最終的にたどりつくのは
北海道でも
沖縄でも
富士山でも
我が家だっていい。

この遠足の醍醐味は
どこかに到達することではない。
目的地を見つけることでもない。

一歩踏み出したときに
あるいは立ち止まったときに感じる
気持ちや刺激や風景・・・
それこそが、present なのだfullmoon

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