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うみそだてる

わたしのオットは
結婚7年目頃に仕事をやめて
絵を描き始めた。

むかしイメージしていた将来図
「絵描きで金持ち」を
やってみたくなったそうだ。

後者はさておき。

美大でも
美術部でも
なーんでもなかったオット、
まず最初は
「絵を描く」という行動に対して
試行錯誤していた感じ。

やめた会社でバイト始めたあたりから
バランスがとれるようになったのか
制作ペースが早くなってきて
去年ははじめての個展を開催。

最近はなんとなく
自分なりの創作方法
カタチにする流れが
みえてきた、ようにみえる。

オットの描く作品は
心象風景のような
異空間のような
それぞれが、ひとつの、まだ見ぬ世界で

はじめて小さな公募で
「入選」の通知がきたときは
ちょっと不思議なうれしさだった。
自分自身が報われた!という気持ち。

わたしはたぶん
オットを通じて
あれらに関わっているのだ。密接に。
作品はなんだか
我が家の子ども、という感じがする。
オットにまつわるすべてが
絵というカタチで世界にあらわれている。
逆にいえば、オットはわたしを含めた
この世界を鏡に、自分自身を描き続けている。

ふたりしてもう何年も
子を望んでいるけれど
きっと、たぶん、まだ、違うんだろうな。

わたしたちがいま
うみそだてるものは
子どもではないんだろうな。

わかってるけど
ときどきそれで納得するけど
やっぱり「ヒト」を宿し生み育ててみたくて
ときどき焦る。

どちらかに絞る必要はない。
両方、手にすることも、できる。
その可能性にひらいていよう。

もっともっとゆたかになろう。

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