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欲しいのはお金じゃなくて

子どもの頃。
母と、わたしと、妹の3人でいる時間が、
圧倒的に多かった。

父は、平日は仕事と飲み会と麻雀で遅くて、
土曜も(基本的には仕事で)いなくて、
日曜はゴルフやらでいないときもあって、

それらすべてが
わたしのなかで

「お金を稼ぐためだから仕方ない」
「お金がないと食べていけないんだし」

ということになっていたみたいだって
先週のセクシャリティワークで気づいた。


中流家庭に育ったとは
我ながら思えないくらい

お金をつかうことに
ものすごく罪悪感があったのは

お金をつかうこと
稼ぐ必要のある状況をつくることは 、
父との時間をあきらめることだったから。

お金がほしいと素直に思えなかったのは、
大好きなひとと一緒にいられないことを意味していたから。


父がくれる
PCサポートのバイト代や
旅行の費用や
そういったものが
父なりの愛情表現なのだとわかってから
反発心をもたずに
ありがたく頂戴することにしたけれど

やっぱりどこか釈然としていなかった。

だってわたしがほしいのは
父とのつながりで
父の思いを感じられるナニカで

それはいまや
お金でなくたっていいのだ。


父が還暦を迎えてから数年
独立して仕事を続けているけれど
大好きなゴルフにしょっちゅう行くのはまあいいとして
仕事を減らすことも
飲みの誘いを断ることもしない。
最近、体のあちこちに、細かい不調が出ている。

あのひとはいつまで
マンモスを獲り続けるのだろう。


男の人はマンモスを獲って、賞賛を得たい。
だけどいつも獲れるとはかぎらなくて
木の実をしょんぼり持って帰ることもあって
そのときに、女たちが、ぶーいんぐの嵐だったり
「もういい、自分で行ってくる!子守してて!」なんて言い出したり
ほんとにがっつり獲ってきちゃって鼻高々だったりすると、
男の人は困る。弱る。
(マンモスのたとえは、このまえのワーク出典)


いつまでもマンモスを獲り続けたいのが
男のサガなのかもしれないけれど

木の実を採るほうが
体もラクだし、じつは楽しいって
思う時期もくるのかなあ。

なにも採りにいかないで
日がなお茶のんでるのも悪くないって
思う時期もくるのかなあ。

父がそう思えるような
環境をつくりたいものだなあと思う。

獲物をとるばかりじゃなくて
たまには近くで愛でながら
ボディガードしたくなるような
そういう可愛らしさを醸せたらいいなあ。

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