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「とっておき」より「どうでもいいとき」を大事に

オットと車で近場に出かけるだけなのに
ニットとスカートにブーツを選んだ。
実家に車を借りに行って、母が玄関に出てきたとき、ひやひやした。
あら珍しいそんな格好してどこいくの、的なことを言われるかと思って。

冷静に考えると、母がそう言ったからなんだって話なのだけれど
なぜかわたしはえらく母のコメントを気にして生きてきた。
服とか、家具や小物のセレクトについて。

なに洒落めかして、とか
ちんどんやみたい、とか
ずいぶん*ちょうちょらしい、とか
(*母語。かわいこぶりっこ的な雰囲気)

これまた冷静に考えると、もうこの何年も
母から 批判的な、否定的な雰囲気のコメントが出たことはなくて
あったとしても、意外!ってくらい。 いつも好意的だった。

母のコメントにショックを受けたり、自信をなくしたりしてたのはせいぜい
小学校か、中学校くらいまでのことなんじゃないか。
それも、時たまそういうことがあっただけ。おそらく。

三つ子の魂100まで、じゃないけど
ほんとになんだってそんなにまで
母のセンスが絶対正解だと思ってきたのか・・・
わからないけど、とにかくそうだった。
最近ではだいぶ減ったが、でもいまだに、
服やらを買うのに迷いすぎると、写メって母の意見を聞いたりする。

ジーンズにトレーナー、無難なセーターにチノパン
考えなくて済む、見慣れた服、ありきたりの組み合わせが
「日常」には【効率的】で【妥当】で

スーパーに買い物、とか。車で。とか。オットと、とか…
そんな場面でたとえばスカートなんかはいたら
「なに気張っちゃって!ばかみたい」と思ってたのも
きっとずいぶん昔にそんなふうに母に茶化された記憶があるからなんだろう。

わざわざ取り揃えているご近所や「どうでもいいとき」用の服は
気に入ってないわけじゃないんだけど、「着たいもの」じゃなくて
「着てもいいもの」って基準で買ってる。

下着や部屋着こそお気に入りを♪っていうけど
普段着はさらに輪をかけて、お気に入りの方が、ぜったい楽しい。

そりゃあとっておきのお出かけ服も
あればまた別の楽しみだけれど
わたしの人生「とっておき」より「どうでもいいとき」の方が圧倒的に長い!
おうち大好き、お出かけどころか、近所にすら出ないんだから。

部屋着や普段着に
きれいな色の服、個性的なタイツ
すてきなデザインなんて【無駄】って声がきこえる。

だからどうした?

なにを前提に
なにと比較して
無駄なのか
根拠はどこにも見当たらない。

たとえ無駄だとしても
わたしがそれで
たのしく気分よく過ごせるなら
ちっとも無駄じゃない。

わたしの人生わたしの時間わたしの身体わたしの服
わたしのために使ってなにが悪い?

「とっておき」を引き立てるために
「どうでもいい」をあえて創ってきた。

普段をセーブして、特別に備える戦法

バカのひとつ覚えで
無意識にずいぶんあれこれ応用してたけど
気づいたものからどんどんやめよう。

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