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611

なんでいま、眠たい目をこすりながら
それでも、これを書くのか。不明。
すこし前から書く気持ちがありながら
書けないままでいた。

2011年3月11日から一ヶ月経たない
4月上旬、石巻に行った。
鎌倉の有志による炊き出しに加わった。
そのあとは、事務スタッフとして関わっていた。

6月11日。各地から出店をつのって
石巻 十三浜でイベントをするという。
元気に、いまをたのしんで
明日につなげるためのイベント。

イベントの仕切り運営は、得意だ。
行けば戦力になるだろうことは自分でもよくわかった。
イベントの意義もわかっていたし、
賛同するところは大いにあった。

でも、行かなかった。

迷って、迷って、迷っていたとき
「たまには頑張らないほうを選んでみたら」
と、オットに言われた。
いつもいつも頑張りが足りないと思っていたから、びっくりした。
そうか。わたしは、これまでも頑張っていたのか。

振り返ってみれば、たしかに
難しい方、大変な方を選ぶことを、
よしとしてきた。

前夜。物資を届けがてら、オットと見送りに行った。

当日。現地は小雨が降り続いてた。
パソコン画面で、ツイッターに流れてくるイベントの様子をみながら、RTしながら、
天候の回復を祈りながら、泣いてた。

行かなかった後悔じゃなく
みんなが泣かない分、かなしんでいられないぶん、
わたしは泣いていていいんだと思った。

わたし自身、あまりに衝撃すぎて
それまで、ちゃんと悲しめていなかったのだと思う。

かなしむことを、じぶんにゆるした。
雨は、最後まで止まなかった。

4月。amazing graceをうたいながら
瓦礫だらけの荒野のような道を
ひとり、ハイエースを走らせた。
暮らしの息遣いののこる海岸線
鉄骨が剥き出しになった学校
圧倒されて
無でいるしか、できなかった。

祈りの真髄だと思った。

軌道にのせるまでが得意分野なわたしは
愛車バイクの不調も手伝って
だんだん、事務作業からも遠ざかった。

いまも、折にふれて、
鎌倉有志と現地の関係は続いているらしい。

彼らのようには出来なかったけど
わたしのなかでも、続いている。
わたしのやりかたで。
きっと、終わらないのだと思う。

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