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生きること死ぬこと

『自分の生まれもった川の流れの中で生きてゆくということ』

『誰だってはじめはそうやって生きてゆくんだと思う。
ただみんな、驚くほど早い年齢でその流れを捨て、
岸にたどり着こうとしてしまう』

『自分の持ち時間が限られていることを本当に理解した時、
それは生きる大きなパワーに転化する可能性を秘めていた。』

旅をする木(星野道夫)より


どうせいつか死ぬのなら
なにもしたくない
いつ死ぬかもわからないのに
なにができるっていうのさ

そう思って生きていたはずのわたしが

どうせいつか死ぬのだから
生かされているあいだ
あたえられるものをまっとうしよう

そう思うようになったのは
なにかきっかけがあったのだったか?


生きるか死ぬか
決めるのは
本人の顕在意識ではないナニカ

なにをどうしても
死ぬ時は死ぬし
生きる時は生きる
コントロールはできない

生きようとすることも
生かそうとすることも
本来、必要のないことで

すこやかであること病むことすらも
選べるようで選べないのかもしれない
そのうえで、生をまっとうするのだ

どうやって生きていけばいいのか、なんて
考えるくらいなら
どうやってじぶんを殺さずにいまを過ごすか
腐心すればいい

じぶんを殺さずにいる自負
生をまっとうする意気
それがあれば
生きていけなくなる可能性を恐れるのではなく
それはそれとして、受け入れる心算になる

生きていくことのできない状況から
抜け出すことが叶わないのなら
それもまたわたしにあたえられたもの


人生をやりきったと言えるかどうかは
じぶんにあたえられるもの
じぶんのうちにやってくるもの
そのときどきの”じぶん”を
どれだけまっとうしてきたかにかかっている

いつかなにかを成し遂げるのではなく
いつも成し遂げていること
先送りすることなく
ひとつひとつをまっとうすること


いま、すでに、生きている。
死をはらんだ生に在る。
そうした己の状態を

みずからのちからで得たものと思えば
己の生死を案じて保身にはしるだろうか

あまたのつらなりに依る偶然だと思えば
案ずることなくいまを生きるだろうか

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